2012年5月22日火曜日

annual solar eclipse

部分日食は小さい時に何度か見る機会は有ったけど、金環日食は初めて。2009年の皆既日食はトカラ列島行きの船便が取れなくて、テレビで見たけど、旅先でたまたま話をした子がバラナシで皆既日食を見たと話をしていて、「ああ、あの時俺もバラナシで見ようと考えたけど、雨期のバラナシは見られないリスク高いとおもって諦めたんだよなあ。」と話したら「あの日のバラナシ、曇り空だったので無理だと思ったら、一瞬雲が切れて皆既日食の太陽が昇ってきたんですよ。超ラッキーでしたよー!」とのこと。確かに「行かないことには始まらないんだよなあ。」ということだけど、まあ、トカラ列島は行かなくてよかったとは思ったけどね。行くならイベントのない気候の落ち着いた時に行きたいなあ。
で、今回の金環日食はとても楽しみにしていたわけです。一週間前から天気予報を見ては一喜一憂していたわけです。
当日の朝、起きたら南の空は厚い雲に覆われていたけれど、西の空はだんだん雲が切れてきて期待を持ったのも束の間、サーッと空が雲に覆われた6時頃。一週間前は日の出から日食終了まで観察しようかなと思っていたのが、前日ぐらいには日食開始から観察開始しようと思い直し、そして当日の朝には中心食の始まる20分くらい前からでいいやとなってまして、朝飯も食べてから出かけたわけです。
観察したのは東京都中央区の隅田川にかかる中央大橋のたもと。スカイツリー狙いは多すぎそうだし、他になんか建造物とか入れるのに土地勘があるものと思ってグーグルアースで目星をつけたわけです。
到着してみると、橋の上や橋の上流側には結構人が居たのですが、橋の下流側は建物の影になると思った人が多かったのか、あまり人数はいませんでした。
早速観察を開始したのですが、雲が厚くてNDフィルタの減光が効きすぎて、シャッタースピードが稼げない。また太陽の前に雲があるせいで太陽にピントを合わせるのが非常に難しかった。ココらへんは練習しておけばよかったかなあと思ったこと。結局広角レンズをつけた一台は中心食近傍ではNDフィルタ無しで絞り込んで撮影してました。望遠レンズの方はND100000でISO800、f5.6ぐらいでシャッタースピード1/60ぐらいまで落ちてたかも。
実際に始めに思い描いていた日食とランドマークってのは、コントラスト差がありすぎて、合成しないと難しいことが解りました。日食と何かしらがシルエットでなく映っているのは、日の出or日の入り頃でなければ大抵合成なんだなあと解りました。
そしてとれた写真は…。練習なしは厳しかったということで。特に橋と太陽の位置の関係は、グーグルアースでシュミレーションってのでは無理だったと。(当初の予定では中心食あたりでワイヤーの上に出ているはずだったんですけどね。もう途中でカメラ移動するのが面倒になったわけです。)綺麗な写真は今後プロやハイアマの人のを見ることにしますよ。
 




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