何れの日にか、人には必ず死が訪れる。
死んだ後は三途の川を渡らねばならぬと日本では信じられてきた。
三途の川の渡し船は、渡し賃六文。
そういえば、うちのばあさんの棺に、六文入れたのかな?
まあ、いいか。うち、仏教じゃないし。
でも、なんで六文?
六文無いと賽の河原で衣服をはぎ取られるのだそうだが、
本当なのでしょうか?
では、確かめてみましょう。
とは言っても、死んでしまったら現実世界に戻れないので、
とりあえずは今回は電車で行く事にします。
とりあえず、高崎から上信電鉄に乗り換え、
ガタゴトゆられて30分弱。
上州新屋駅で下車します。
無人駅なのに立派な駅舎。
駅前の通りを南へ行くとすぐに橋と看板が。
結構あっさり有るもんです。
いきなり三途の川に到着です。
一級河川です。
賽の河原は見当たりません。
とりあえず、橋を渡らず川沿いに上流を目指します。
しばらくすると国道にぶつかります。
国道の橋の名前は三途橋。
数多くの車が行き来しているようです。
橋を渡ると、三途の川のほとりに「姥子堂」なるお堂が有ります。
甘楽町指定史跡 姥子堂
この「姥子堂」、奪衣婆を奉っているらしいのですが、
この奪衣婆。三途の川の渡し賃が無い亡者から、
衣服を奪い取る役目が有るそうです。
てことは、姥子堂がある方が此岸。三途橋を渡る前に居た側が彼岸。
いつの間にか、三途の川を渡っていたようです。
より大きな地図で 三途の川 群馬 を表示
上信電鉄の上州新屋駅に着く寸前に、
三途の川を渡っていたようです。
ちなみに、上信電鉄で三途の川を渡るのは、
西吉井と上州新屋の間なので、
運賃は最安で170円です。
三途橋を渡るだけなら、特に料金はいりません。
もっと上流では、高速道路でも三途の川を渡れるようです。
乗用車なら土日祝日ならETC利用で1台1000円ですね。
上信電鉄では、松本零士監修の『銀河鉄道999号』が現在走行中!
上州富岡の駅で、メーテルと車掌さんの顔ハメ看板に会えます。
鉄郎は何処へ?(まあ、下仁田駅に居るんですが。)
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